(第6回)まとめ:自分の反応を「木ごと」理解し、選び直せるようになる

今の悩み(葉)

まずは今、目に見えている部分。
皆さんが、最初に困っていることとして、お話してくださった内容です。

例えば…

  • 人間関係がうまくいかない
  • 近づきたいのに距離を取ってしまう
  • 上司・パートナーの言葉に過敏に反応してしまう
  • 不安や恐怖が強く出る場面がある
  • イライラしやすい
  • 自己否定が止まらない
  • 失敗が怖くて動けない
  • やる気が出ない/無力感がある
  • 人の機嫌に敏感すぎる
  • 頑張りすぎて疲れてしまう

これは「木の葉」の部分。
いちばん目につきやすく、困り感として自覚しやすいところです。

それを支えるパターンや思い込み(枝)

葉(悩み)の背景には、
繰り返し使われている思考や反応のパターンがあるといわれます。

例えば…

  • 「否定された=価値がない」
  • 「迷惑をかけてはいけない」
  • 「頑張らないと認められない」
  • 「感情を出すと関係が壊れる」
  • 「距離が近づくと傷つく」
  • 「自分がしっかりしなければ」
  • 「失敗=危険」

これらは性格というより、
身についた“反応の初期設定”といえます。

無意識に、自動的に使われています。

その背景にある人生の流れ・家庭環境(幹)

枝(パターン)も、突然生まれたものではありませんでした。

その背景には、

  • 人生の中での転機や、強い体験
  • 家庭やコミュニティで担っていた役割
  • 感情を出せたか/抑える必要があったか
  • 家族同士の関係性

といった「幹」にあたる経験があります。

その環境では、
その反応はとても合理的で、必要な適応でした。

あなたが弱かったのではなく、
その環境に合う形で最善を尽くしていたのです。

さらに土台にある先天的な気質・特性(根)

そして木のいちばん下には、
もともとの気質や特性(根)があります。

例えば…

  • 感受性が強い
  • 緊張度が上がりやすい/下がりやすい
  • 刺激に敏感
  • 不安な反応が出やすい
  • 衝動性が強い

これらは「良い・悪い」ではなく、
生まれ持った傾向です。

同じ家庭環境でも、
気質が違えば受け取り方は変わります。

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